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チームビルディングの方法

time 2018/04/03

学生組織に限らず、企業人にとっても、成果を高めて持続させるためにはチームワークが極めて重要です。
仲良しグループは自然に形成されていきますが、成果を生み出すチームは意図的にチームビルディングをしていく必要があります。一人ひとりのメンバーが自分の役割を知り、自己効力感を高めて、チームワークを強化するワークを紹介します。

チームワークとは?

チームワークというと、組織体制や役職の定義に向かいがちですが、どんなに形を整えてもメンバーのマインドが伴わなければ成果は生まれません。
そもそも、チームとは、「同じ目的・目標に向かって活動する集団」であることに加えて、「メンバーが相互に理解し合い、協働する集団」であることが条件です。だから、駅で電車を待っている群衆はチームではありません。
また、仕事量が均等になるように、仕事を分解して分担することは単なる「作業分担」に過ぎず、チームで活動することによる相乗効果はあまり期待できません。

チームワークによって人数の総和以上の成果をあげるためには、メンバーが、お互いの強みや弱みを理解し合い、自分の強みを発揮し、弱みを補い合うことが欠かせません。一人ひとりの強みを認識し、チームのために強みを生かし合うことが「役割分担」であり、チームビルディングの第一歩です。

研修実践レポート[チームマップ]

弘前大学 大学生活応援塾スタッフ(2018年2月)

1〜4年生が混在し、チームに一体感がなかなか生まれませんでした。新人スタッフを交えて活動が本格化する時期にチームワークを強化したいというリーダーのリクエストを受けて実施しました。メンバーの経験値は異なっても想いは一つであることの実感と、仲間から期待される喜びが得られました。

東北大学 川内メディアサロン(2017年6月)

東北大生らしい高いポテンシャルによって、仕事を合理的・効率的に進めることができるチームですが、やや「やり甲斐」に欠けていたようです。ワークによって情報だけでなく感情も共有できました。

東北学院大学 PC講座スタッフ(2017年6月)

1,2年生だけのチームで、経験が少ないのですが、それをチームワークでカバーしようという思いが溢れています。

秋田大学 PC講座スタッフ(2017年6月)

元々、お互いの信頼感が厚く、明るく元気溢れるチームです。だから、期待や役割をことばにして表すだけで一人ひとりのポテンシャルが一層高まります。

松山大学 キャリアサポーター(2017年5月)

講座が始まって1ヶ月が経過し、気持ちにも余裕が生まれる時期に、もう一段高いレベルを目指してモチベーションアップすること目的に実施しました。

【work】チームマップの作成

step.1 チームのミッションを共有する

模造紙(人数が多い場合は、更に大きなロールペーパーが適しています)の中央に、自分達のチームのミッションを記入します。その周囲には、一人ひとりのメンバーの絵を描きます。
チームのミッションがメンバー全員に浸透しているチームはそれほど多くはありません。まずは、チームのミッションの実現のために、自分がどんな貢献ができるのかを自分の絵の周囲に記入します。

step.2 他のメンバーへの期待を見える化する

次に、他のメンバーの強みを踏まえて、チームの中でどうなって欲しいか?どんな力を発揮して、どんな貢献をして欲しいかを記入していきます。今できていることではなく、こうなって欲しいという期待を記入します。
また、メンバー一人ひとりに対する期待だけでなく、誰と誰がどう助け居合い、協力するとより高い成果が生まれるかを創造し、メンバー同士の関係性も記入していきます。

step.3 理想の「チーム」を創造する

模造紙にメンバーへの期待や関係性が記入できたら、チームマップを俯瞰して見直します。自分達の可能性を信じ、実現するかどうかわからないけれども、「こうなったらいいな」、「こんなチームの一員だったら嬉しいな」という理想を描いていきます。
重要なのは一人ひとりが自分の職務を理解することではなく、一人ひとりがチームから期待されていること、自分がチームに貢献できることを実感することです。

step.4 理想の「チーム」に向かって行動する

研修の時間内では、チームマップが完成したらワークは終わりですが、チームビルディングはここからがスタートです。模造紙を皆が見える場所に掲示するなどして、チームでの自分の役割を常に意識して行動できるように活用しましょう。

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