2018/05/29
パソコン教室・パソコン講座と言えば、普通はスキルを持った講師が前で説明し、受講者は指示に従い操作をするようなイメージが一般的と思います。
しかし一部の大学生協様では、講師は雇わず、カリキュラム作成から当日の講師まで、全て学生だけで行なっているところがあります。
なぜ学生だけでやるのか
学生だけで運営する理由は、いくつかあります。
講座をチームとして企画・運営していくこと、先輩として後輩を育成すること、そのためのスキルやマインドを磨くこと、それらを遊びでなく給与も発生する仕事として取り組むこと。この活動を通して、受講生はもちろんのこと、学生スタッフにこそかけがえのない学びと成長があります。
パソコン教室は世の中にごまんとあります。適当な参考書を買ってきて独習することもできます。その中で、生協のパソコン講座の価値はなんでしょうか。その大学ならではの講座内容か、はたまた学内で実施できる利便性か。
一番の価値は、同じ大学の先輩が、親身になって面倒を見てくれることではないでしょうか。確固たる信念と理想をもって活動に臨み、受講生をイキイキと輝かせる。それはどんなプロの講師にもできません。頼れる先輩だからこそ提供できる価値です。
学生だけで実施可能なのか・質は保障されるのか
学生スタッフは講座本番に向けてミーティングを何度も重ね、分担して資料を作り、模擬授業なども行なっていきます。さらにその活動を支えるべく、弊社ではスタッフ養成のための研修を行なっています。
研修での弊社の使命は、学生スタッフ一人ひとりの魅力を「引き出す」こと。魅力がいっぱいのカッコいい先輩は、講座において受講生を惹きつけ、やる気にさせ、その魅力をまた引き出してくれます。